おばちゃんと二人三脚

おばちゃんと二人三脚

おばちゃんとさくらが一緒に遊んだり運動したり勉強したりしてきた記録です~アルツハイマーの新しい治療法「リコード法」を始めました~

すてきな性格なんだけど

金曜日の夜は、さくらがサプリを用意する時間。ただこれがけっこうたいへんなんです。
なにがたいへんなのかというと・・・
さくらはサプリをジュースにしてのんでもらっているんだけど、あらかじめ錠剤は手ですりつぶしてからいれています。このすりつぶすのがかたい、かたい。
さくらはピルクラッシャーをつかっているんだけど、すぐにつぶれてくれません(とくにN-A-C サステイン)
もう、ゆびのかわがめくれてたいへん。1週間分用意するんだけど、それだけでもけっこうひとくろうなんですよ。
そりゃ錠剤のままのましてくれたらさくらもどんだけからくなんだけど。よけいなしごとをふやされてるとただでさえおもっているからね。あのひと。
おばちゃんがすこしでもよくなってくれたらこんな苦労もかんたんにふきとぶんだけど。

 
おばちゃんとは運動だけでなく勉強もしてるんだけど、使っている教材はね、かのゆうめいな川島教授のシリーズです。

なぜこれかっていうと、ひとえに字がおおきいからです。
最近、認知症の勉強本がいろいろでているけど、ぜんたいてきにどれも字がちいさい。これ、老眼のひとがつかうことかんがえているのかなとおもうようなものばっかり。
出版社さん。内容のまえにまず、もっとみえやすくしてください。みなさんがおもっているより、ちかくのもの見えてないんですよ。

そのなかでさくらは、計算と音読と書写のドリルをコピーしてつかっています。

書写は俳句が題材なのですが、書いた後いっしょに復唱してもらっています。
リズムもあるし長さがちょうどいいみたい。
「これ昔ならったわ。漢文の先生にね」ってはなししてくれるんだけど。俳句や短歌って漢文でならうのかしら。
さくらもこんな俳句があるんだって、いっしょに楽しんでます。
さっきおぼえた俳句が出てこないとき、「おわったことはすぐわすれるの」って。これがおばちゃんのくちぐせ。
あまりなやまない。いやなことはすぐわすれてまえをむく。
とってもすてきな性格なんだけど。いまはおぼえててくれたほうがうれしいな、さくらには。

あと、ちょっとかわりだねで「指なぞり体操」って本も2年ほど前につかってました。脳トレ本のひとつなんだけど、両手のゆびで同時に絵とかをなぞるというもの。

複数の課題を同時にすることが認知症には効果があるってきいたものだから、当時は、よくやっていました。

じつはこの本を書いたのは白澤卓二先生。いま日本でリコード法をすすめているお医者さんです。たまたま書店で見つけて買った本なんですが、この2年後、リコード法でつながるとはおもいもよりませんでした。

 

きょうはきまぐれ

さくらがおばちゃんをみるとなぜかきょとんとしています。

おばちゃんのかおをじっとみつめているとようやくさくらとわかってくれた。
今日のおばちゃんはちょっと不調みたい。
おばちゃんのはなしはいまいちよくわからないのもいつもどおり。
さくらがテーブルの上に置いたビニール袋をみながら、「4つあしのトレーナーが・・・」とかなんとかいって。
おばちゃんがさくらにはなしをしようとしても、さくらにはなにをつたえたいのかがわからず、おばちゃんもなにかおかしいとかんじて「ちがうの」とはなすのをやめてしまいます。おばちゃんが認知症になってからは、こんなことのくりかえしです。

 

サプリ入りのジュースをのんだときにカレンダーにしるしをつけているんだけど、昨日のぶんがバツになっています。どうしたのかなと思って、冷蔵庫を開けると、サプリ入りのジュースがそのままのこっていた。義理叔父にきいてみると、昨日はいらないといってのまなかったらしい。
おばちゃんからサプリ入りのジュースを拒否してのまなかったのは、この1か月ではじめてのこと。
「ああ・・・またもとにもどるのかなあ」とすこし落ち込みつつも、今日のぶんのジュースをつくっておばちゃんにわたして。おばちゃんもちょっといやいやながらもぜんぶのんでくれました。どうも酸味がつよくなってしまうので、それがのみにくいみたい。
せっかく習慣づいたのかと思ってただけにまたなやみのたねがふえそうです。最低限、さくらが週3回はのませることができるのでなんとかしんどいですがこれでのりこえようとおもっています。
しかし、さくらの買ってきた1か月前のオレンジジュースがまだのこっていたので、さすがに捨てました。くさりはしていないだろうけれど、やっぱりきになるので。義理叔父、けちなのでなんでものこすんです。ただ、くちにいれるものはやっぱりむり。ぜんぶ、台所に流しときました。

 

おばちゃんにはジュースをのまないとだめだということをなんどもはなししました。そうだねっていいながらあっけらかんとわらっております。
さくらもむだかもしれないけれどいちおうなんどもはなしておきました。すこしでも、きおくのかたすみでもひっかかってくれないかなとおもって。
きょうのことは、おばちゃんのきまぐれ。きっとあしたからはのんでくれるはず。さくらはそう期待しています。
そういえばいぜんね。朝食の時、こんなものいらないって入れ歯をいきなりなげすてたみたいなの。(義理叔父はあとで、「あいつさいきんおかしくなった」とさくらにいってきました)
その日さくらがいったとき、歯のすきまからひゅーひゅーいいながらこえを出していました。聞いても、おばちゃんはなぜ入れ歯がはいっていないのかよくわかっていません。「どこかそのへんにあるんじゃないの」って。なにごともなかったかのように入れ歯は次の週からしっかりとおばちゃんのくちのなかにおさまっていました。

 

義理叔父はすこしつかれぎみで、夜中に便失禁があってそのしまつであまりねれなかったようす。リコード法の効果が出る前に、介護負担でつぶれてしまう可能性もおうおうにしてありうるとおもっています。
わかいひとがもっとたすけてくれたら。いっしょにすんでいたら。ないものねだりなんですけど。ひとりをひとりでささえるのはやっぱり大変だとおもうから。


今夜は、義理叔父はつかれて二階からおりてきません・・・こんな夜はおばちゃんのことがやっぱり不安・・・

 

なるまでこいで

週末のおばちゃんは、先週と違ってしっかりとめをさましていました。
さいきん、ぼんやりとしていることがおおかったからしんぱいしてたけど、しっかり起きてくれてるだけでほっとします。

リコード法を始めてから、週末はさくらがサプリ入りのジュースを作るというふうに義理叔父と分担しているんだけれど、さくらがジュースを作っている間、おばちゃんにエルゴメーターをこいでもらうことにしています。
これを買ったのは、ほんとうは義理叔父の協力でさくらがいけないあいだも運動させてもらうことをもくろんでいたんだけど、けっきょくむりみたい。

それで使い道にこまっていたんだけど、さくらが用事をしながらでも運動してもらえるので買っててよかったと思っています。このエルゴメーターは”マグネトレーナー”といって椅子にすわったまま足元におくだけでつかえるものでじゃまにならないので便利です。今日も、20分こいでもらいました。
ただ、目をはなすとペダルからあしをおろしているんです。もうしごとがおわったみたいなかおをして。タイマーを持たして、「なるまでこいで」って何度もいって。100かぞえたらおわりじゃないぞ。おばちゃん。

ほかの人みたいに散歩できていっぱいあるくことができたらいいんだけど。すこしでもそのかわりになればいいな。とりあえずこれからも、がんばってこいでもらおうとおもってます。

おばちゃん、運動が終わったら、むかしもいまも、このあと「遊んでいき」っていうんだけど、もうさくらもけっこうなおとななんだけどね。

帰ろうとすると、義理叔父にこえをかけられ、「あのな・・・」

これをきくとドキッとする。この口から今の今までいちどたりともよかったはなしはきけたためしがないからね。

あんのじょう、失禁・失便があったとの報告。ただ、便は下痢便ではなかったと聞いて一安心。すこしは腸もしっかりしてきたのかな。

おばちゃんは、めがしっかりあいている以外はあいかわらず。きょうは、リモコンを計算機とまちがえていました。

来週でサプリをしっかり飲めるようになってからちょうど一か月。
まあしばらくはこのままの状態がつづけばよしとしましょう。

帰るとおかあさんがブロッコリーのごまあえを作っておいてくれました。おいしいんだけど、調味料にしょうゆが必要なのでそれが気になります。
小麦と砂糖を避けようとすると、どうしても調味料のところがひっかかってしまうんだよね。ここは少量ならと妥協するほうがいいのかなやむところ。

 

 

 

しかってね

このまえのリコード法の放送でもすすめてたよね。筋トレ。
おばちゃんとの筋トレはリコード法を知るずっと前からしています。
そもそも、最初は、認知症はしかたないから、せめてからだはうごけるようにしとこうというところからスタートしたのです。
だから正直、有酸素運動認知症にいいとかはあとづけて、もうちょっとしっかりあるけるようになろうよというのがはじまりだったんです。

おばちゃんの筋トレはだいたいベッドによこになってやるんだけど・・・
腹筋運動をしてもらっているとき、ばったんばったん聞こえるので、さくらがふとみると、おばちゃん体を起こそうとしながら、いっしょうけんめいおしりもあげようとしているの。おしりをあげる運動がべつにあるんだけど、それをくっつけちゃったみたい。

とうぜん、おばちゃんがどんだけがんばってもからだはうごきません。

ほかに、あしにおもりをつけてあげてもらうと、両あし同時にあげてV字に・・・

おばちゃん、ふつうにすごいんだけど。でもね。どうしてこれだけできて満足に歩けないの。
いつも筋トレの時、おばちゃんに回数を声にだしてかぞえてもらってるんです。あたまもいっしょにつかってもらおうとおもって。たまにむずかしくして、ぎゃくにかぞえてもらうと、しらないうちにふえてなかなかおわらないの。

ときどき、「おばちゃん、それちがうよ」っておしえてあげるんだけど、そういうときまって、おばちゃんいうんです。「できてなかったらしかってね」って。
そんなとき、さくら、おもうんです。こんなにがんばってるのに、どうして認知症ってとまってくれないんだろうって・・・

 

5年頑張って分かったこと。
勉強をしてもだめ。運動をしてもだめ。両方やってもやっぱり駄目。
けっきょく、認知症はとめられない。くやしいけど、はっきりわかった。


さくらがおばちゃんといっしょにはじめたときは、もうけっこう記憶障害がめだっていてね。
たぶん、まえからおかしいところいっぱいあったとおもうんだけど、まわりがきづけなかった。まさか、おばちゃんがってみんないってた。いままでちかくのひとで認知症の人もいなかったし、とおくのはなしだとおもっていたんです。

もっとはやくきづいてあげられたらよかったなって、みんなそのときおもったんだけど。でもね、わかったとして、なにをしてあげれたんだろう。

医者に行って、認知症と分かって、そのあと、これをすればだいじょうぶってものがないんだもの。
いまもおばちゃん、年に一回病院の診断を受けに行っているんだけど、もらってきた紙をみると、MMSEとかの点数の横に認知症の程度と、「有酸素運動をしましょう」とひとことあるだけ。これが最初に診断を受けてからずっとつづいているんです。ふつうのひとなら、ぜつぼうするよね。もうなにもできないんだって。

さくら、まえからいいたかったんだけど。医者もね、すこしはもうしわけなさそうなかおをしたらっておもうんです。なおらないのをとうぜんというかおしてさ、しれっと「認知症ですね。くすりだしときますね」だって。らくなもんだね。どんだけおばちゃんががんばってるとおもってるんだろ。おまえらががんばれよって。ほんと。病気なおすのが仕事じゃないの。

 

ときどきやりばのないきもちになるんです。だれもせめれないからこそ。


しかし、なんでおばちゃんが認知症になって、義理叔父がならないんだろう。義理叔父がおばちゃんよりすぐれているところなんて、元気な足とへらず口ぐらいなのに。

 

論より証拠

さくらがへやにはいると、おばちゃんテレビ見ていた。目はしっかりしている感じ。
「こんばんわ」ってあいさつしたら、おばちゃん、テレビでプロ野球を見ながら、

「さくらがいないかさがしてたんだよ」だって。
いやいや、いてたらおかしいし。

 

今日はおばちゃんにきいてみたいことがあって、好き嫌いがあるって義理叔父がよくいうから、

リコード法推薦のブロッコリーをすき?ってきくと、ブロッコリーを知らない様子?!

うそ?しらないで食べてたの?それとも忘れた?

ちょっと不安になって、同じく推薦のさつまいもは?ってきくと、好きだよっていってくれて一安心。

さくら、いまちょっと、ブロッコリーとさつまいもでなにかちょっとした料理できないか考え中なんです。おかあさんにもちょっと協力をおねがいしています。


このあとひさしぶりに、いっしょに折り紙で鶴をおりました。いつもは鶴の足を細くおるところでつまづくんだけど、今日はそこは成功。でもそのあとはこんがらがっちゃったので、残りはいっしょにおりました。時間があればもっと工作したいんだけど、運動とか勉強とかいろいろすることがあるのでしかたないね。おばちゃんは手芸とかすごく得意で、字もうまくて、さくらの家にもおばちゃんがつくってくれたものをかざりとしてかざったり、おばちゃんの編んでくれたセーターとか今も着たりしています。さくらのおかあさんはそのはなしをするたび、「ほんと残念」とためいきつきます。認知症はいろいろなものをうばっていくんだよね・・・


おばちゃんとの運動や勉強がおわって、義理叔父がへやにはいってくると、この前のリコード法の放送を見たとはなししてきました。
けっこう期待してみてくれたらしいけど、すこし期待はずれだった様子。
義理叔父としたら、あのバラエティーのノリがかるくてそれがあまりだったみたい。
ブレデセン教授がバラエティーののりにあわせてくれたのは、サービス精神だとおもうけど、山中教授はそんなことしないはずだって(山中教授もしそうだけど)

まあたしかに真剣に見ようとしている人からしたら、あののりはうすっぺらくはみえるかもね。ブレデセン教授が、外タレにみえたっていってたし。これは、さくらも懸念してたこと。たしかに、バラエティーは敷居を低くはしてくれるけど、ぎゃくに信憑性に欠けてしまう。
義理叔父は、どのような過程でよくなってどの程度までそれが続くのかを知りたかったみたい。とりあげられた時間が短かったのも不満だったそう。
このあと、義理叔父が、認知症がなおるわけないと力説。
さくらが、認知症でもなおる可能性もあるんじゃないのっていうと、「絶対ない。認知症が治るわけない」って。
そんなところ、力いれられてもさくら、こたえようがないんだけど。さくらも専門家ではないから、リコード法の効果があるか信じるか信じないか、それはひとそれぞれじゃないのって。

ただ、なおるってなんだろう。癌だってなおる人もいればそのまま死んじゃう人もいる。そりゃ、もし認知症の特効薬ができたとしても、それでもなおるひともいればなおらないひともかならずいるだろうし。それを、認知症はなおらないっていいきってしまうのはちょっとらんぼうではないのかな。
認知症でまったくはなしできなかったひとがすこしはなしできるようになったなら、それをなおったということはできないけれど、これはこれですごいことだとおもうよ。

しかし、さくらがあれこれいうたびに、義理叔父は、それはちがう。そんなことはありえない。っていちいちりくつをこねてくる。

「改善例もあるんだよ」
 ー「そんなのあるはずない」

「治った例もあるらしいよ」

 ー「そんなわけない」

「維持できるだけでもすごいじゃん」
 ー「外人にきくものが日本人にきくとはかぎらない」うんぬん。
そのくせ、このまえ、テレビで牛乳を毎日のんで認知症予防しているおばあちゃんのことをやっていたとまじめなかおしていってきたり。

どういうこと?それこそ、認知症じゃない人がただ牛乳をまいにちのんでいるだけじゃないの。まったく。


ところで、最近、おばちゃんの便どう、ってきいたら、しっかりとした便が出てびっくりしたって。「それ、さくらのもってきたサプリのせいだよ」っていうと、それはどうかなだって。いやいや、それしかないでしょ。あなたが、食事を改善してるとか、運動させているとか、なにかあるなら別だけど。このへんでさくら、かなりつかれてきました。

しかし、さくらおもった。おなじあほならかわいいあほになろう。へりくつこねるあほにはなりたくないって。

 

認知症がよくならない?
リコード法はきかない?
さくらがしるか、そんなこと。
論より証拠。
自分の目で確かめたら。

おばちゃんのかわりに

かえったら、前に通販で頼んでいた別の米粉パンが家にとどいていて、思ったより早かったのでびっくり。
冷凍にされていて、真空パックでぺっちゃんこ。思ってたより小さいし。

解凍したけど、あまりふくまらないなあ。とりあえず焼いてみて試食。・・・
焼いたら香ばしいんだけど、これを食パンと言われると、ちょっとちがうかなあ。
牛乳が入っていないだけでこれだけちがうのね。このみもあるとおもうけど。
食パンとしては前のほうがぜんぜんおいしいので、脱脂粉乳は気になるけど、しばらくはそっちかなあ。値段もちょっとたかすぎるし。うちには。

 

このまえのリコード法の放送で興味を持った方多かったんじゃないかな。リコード仲間もブログでいろいろと有益な情報をあげてくださって、参考になった人も多いんじゃないかしら。

さくらはちょっとおかねのはなし・・・

リコード法に興味を持って、本を買ってきて読んで、サプリメントが必要だと知って、
さあはじめようとなったらいくら必要なのか。とりあえず、検査はおいといてサプリだけ見てみると・・・

ちなみに、さくらはこの前、サプリメントにいくらつかったかを計算してみました
結果、
10万7910円でした。けっこういってるね。

アルハカさんが費用面も考えておさえにおさえたスタートアップサプリのリストを参考に購入したものです。
この前の放送で効果が出るまで半年といってたので、これでいくらかかるか計算してみると、

約20万円です。1か月3万円弱。
高い?思ったより安い?


ぜったい治るんだったら安いもんだけど、なんせさくらの素人リコード法。とてもこころもとないもの。
ただ現状を見ると、リコード法を提供してくれる医者もごく一部でそれもかなり高額。
こんな現状だとだれしも素人リコード法にならざるをえない。それでも情報を交換しながらやっていこうというのが、リコード部なんです。
リスクはあるかもしれないけれど、それを自分で負ってでも可能性にかけてみたい方は、ぜひリコード部をのぞいてほしいです。
さくらからはほかのリコード部員みたいなすばらしい情報発信はできないけれど、そのかわり、おばちゃんが体を張ってリコード法を実践しています。
いい結果を報告できるように頑張っていますので、あたたかいめでみてくださいな。

 

そんなおばちゃん報告ですが、昼間なのにやっぱりねむそう。なんでだろう?夜も寝てるって聞いてるし。得意な計算もいつもよりまちがいがおおかった。
こんなときリコード法をやってく自信がなくなっちゃう。サプリの合わせ方が悪い?飲ませ方?食事を変えれていないせい?
やめたい衝動にかられる。効果が出るのは3か月ほどかかるってわかってるんだけど。
でも、サプリをちゃんと飲み始めてまだ3週間ほど。がまんのとき。でもちょっとだけでも手ごたえがほしい。いまはしょうじきそんなきもちです。

 

そうそう、このブログの目的はね。おばちゃんがリコード法でよくなったことを報告することと、さくらの失敗をみてもらって反面教師にしてもらうことと、それとね、実は、おばちゃんとのおもいでを残しておくことでもあるのです。
さくらはおばちゃんがアルツハイマーになってすごくいろいろおもいでがあるのね。5年間の。でも、おばちゃんにとってはさくらとの時間はほんの一瞬のことにしかおもえていないわけ。おばちゃんとさくらのこの時間はさくらだけのおもいでにしかなっていないの。
だから、さくらのおもいでをおばちゃんのかわりに、ほかのみなさんにすこしでも共有してもらいたいんです。

あとでおばちゃんと「あのときたいへんだったね」ってなつかしんだりできない分、だれかにかわりにそれをみておいてほしいんです。
おばちゃんの調子がわるくてもいっしょに頑張る時間はひとつひとつ大切な時間。そのおもいでをすこしでもだれかと共有したいな。さくらのわがままですけど、それまでおつきあいできるかたはおつきあいください。

 

 

いっぽいっぽ

きょうは、サプリ入りのジュースをつくるためだけに、おばちゃんのいえにいきました。義理叔父とジュースづくりは分業制ということで、。

やっぱり、おばちゃんは財布を出してなかのおさつをかぞえてた。
もしかしたら、義理叔父がこの時間に買い物にいくのに、おばちゃんのそばにおいてあるかばんから財布をださせるんだけど、そのえいきょうのような気がする。

おばちゃんのあたまは一度インプットされると、なかなかでていかない構造になってしまっているから。


きょうのおばちゃんもやっぱりぼんやりしている。せっかくなので、さくらがジュースをつくっているあいだ、エルゴメーターをこいでもらったよ。すこしでも有酸素運動やってもらわないと。

おばちゃん、タイマーを渡しているのに、こぐ回数をいっしょうけんめいかぞえていました。100までいったらまた1にもどるので全部で何回かはけっきょくわかりません。


4月19日、そこから継続的にサプリ入りジュースをのめるようになって、サプリの分量もすこしづつふえて、50個をこえました。
とりあえず、スタートアップにあるものの多くは摂取できてきています。

最初のことをおもったら、ほんとがんばってる。
まずはこの1か月、しっかりサプリを飲んでもらうことを目標に。おばちゃん、がんばれ。


ちなみに、さくらのやりかたは、一日分のサプリを全部ジプロップにまとめて入れといて(錠剤はすりつぶしておきます)、いっきにミキサーの中に。これを2回にわけてのんでもらっています。
ミキサーを何度も回したり、適宜サプリをのませてくれない義理叔父にむけた苦肉の策。
そりゃね。さくらも、ほんとうは3回くらいに分けて、ベストのタイミングでのませてほしいんだけど。でも、かんがえてみたら、あの数のサプリをひとつづつのませるのは、おばちゃんにとってもたいへんなことだとおもう。そうかんがえるとこの方法がいまのベストじゃないかと、さくらはおもうようにしています。
一方で、義理叔父の協力はあまり・・・そんななかやっている”リコード法”、かなりくるしいです。

先日わたしたグルテンダイジェストをみると、まるまるぜんぶのこっていました。義理叔父がしぶるのでのませるかのませないか義理叔父にまかせたところ、やっぱりのませなかったみたい。

ジュースをつくっているときに義理叔父が買い物から帰ってきました。さくらが昨日もっていった米粉のパンはたべたと聞いてほっと一安心。「”おいしい”とかいってた?」ってきいたら、「さあ」だって。たべさせたらおわりなの。まったく。えさじゃないんだから。

 

買ってきたものをみたらまたコロッケ。このひと、おかしいんじゃないの。〇〇のひとつおぼえか。まったく。リコード法をすると小麦NGなんでこんなんをみるとほんといらいらする。おばちゃんへの接し方もふくめて。
おばちゃんのよさをつたえるブログなのに、だんだん悪ぐちブログになっているね。
いま文句をいってもしかたがないので、とりあえず、グルテンダイジェストはひきつづきわたして様子をみることに。

 

リコード法はマラソン

生活を変えるのには、その人の意識とタイミングが大事だとリコード法をはじめてしみじみかんじている。いままでの生活習慣の中でそれをベースにしてすこしづつかえていくのがいいような気がする。とくに、おばちゃんのように、いろいろと介護が必要な場合だと、よけいに負担をかけないようなかかわりが必要だとおもう。


でも、いっぽいっぽすすんでる。ほかのリコード仲間に比べたら、まだまだ本格的なリコード法とはとてもいえないしろものだけど。

 

今夜、放送された「世界一受けたい授業」、みてくれたかな。
さくらもみたけど、サプリのこととかさいごにちょこっとだけふれたのは番組の良心かしら。
この番組だけみたひとは、「いままでの認知症予防となにがちがうの」ってかんじだろうけど。正直、もうちょっと従来の認知症予防との違いをだしてほしかったな。ただ、本家のブレデセン教授がでてくれたのはうれしかった。
けっこう、チャーミングな人だね。じょうだんとかにものってくれて。

 

これでおわりじゃなくて、本格的なリコード法を番組としてとりあげてくれたらうれしいです。NHKさん、受信料払ってるんだから、リコード法を実践している人の生活を題材にしたドキュメンタリーはどうですか。
最新治療を通して、日本の認知症治療の問題点をほりさげるなんて、魅力的な番組だと思うですけど。