おばちゃんと二人三脚

おばちゃんと二人三脚

おばちゃんとさくらが一緒に遊んだり運動したり勉強したりしてきた記録です~アルツハイマーの新しい治療法「リコード法」を始めました~

どうしてやってもらおうか

歯磨き問題を解決すべく、今日は、うがい受けと歯ブラシ、鏡をもっておばちゃんの家に。
おばちゃんの机の上に用意をして、歯ブラシを渡すと、そうそうって。歯を磨こうねっていうと、すぐに磨きだしてはくれるんだけど・・・
下の歯を磨こうとするんだけど、ないねって。手を止めちゃった。下の歯はねえ、おじちゃんが磨いてくれなかったからなくなっちゃったんだよなんて思いながら、上の歯を磨かなきゃって教えてあげた。
やっぱり、しっかり磨くように促してあげる必要があるかな。すぐ手を止めちゃう。口をくちゅくちゅしてねって。コップに入った水を渡してあげた。まえに、うがいをしてねっていったらガラガラうがいをしたので、飲み込んだらたいへんだ。
でも、なぜか口をゆすぐのすごく嫌そうな顔してた。
机に置いたうがい受けは、背中の丸くなったおばちゃんには遠いみたい。途中で、口に含んだ水をズボンの上にこぼしてしまった。やっぱ、前掛けは必要だわっておもいつつも、歯磨きも何回かやって慣れてもらう必要のあるなあって思った。
さてさて、どうしてやってもらおうか・・・

歯磨き道具一式を直接、義理叔父に渡してやってもらうか。ただ、横についてあげる必要はあるからやっぱし頼みにくい。歯まで磨かせられるんだったらもうやってられるかってどなってたから。さくらが頼もうと声かけると、声色から察してか、あきらかに義理叔父の目に警戒感がみちてくる。なにかしらの断る理由をつけてくるとやっかいだ。

ケアマネにいって協力を仰ぐ手もある。いわば丸投げ。これが一番楽だけど、うまくいくか結果は気になる。
さくらが歯を一緒に磨いてあげて、機会を見てケアマネに協力を仰ぐか。ただ、今週、歯医者に行くのでそのタイミングにこの話を持って行った方がスムーズそうな気もする。
なかなか決めきれないし、正直めんどくさくなってもきた。
帰り際、おばちゃん、ご飯食べったっけって聞いてきた。さっき食べたよっていって納得してくれるだけましだと思いながら、おばちゃんの家を後にしました。

リコード法で記憶障害が改善した方はぜひ積極的に発信してください。さくらの希望の光になります。