おばちゃんと二人三脚

おばちゃんと二人三脚

おばちゃんとさくらが一緒に遊んだり運動したり勉強したりしてきた記録です~アルツハイマーの新しい治療法「リコード法」を始めました~

危惧

リコード法というのはいままでの治療法のなかでも魅力的に見える。とくに若い年代で認知症を発症した人にはなおさらである。
さくらのおばちゃんは若くないけど、それでもすごく魅力的に思えた。
テレビでも取り上げられるなど知名度も徐々に広がっているように思える。
アルハカさんがスタートアップサプリを用意してくださっているおかげで簡単に開始できるようにもなった。
ただ、さくらが危惧してきていることがあって、それは、さくら自身が4か月そのようにして行ってきたから言えるんだけど・・・


まず問題は、リコード法を始めようとしている多くの人がすでに認知症を発症しているということ。そのような状態でスタートアップのサプリではたして対処できるだろうか。さくらの場合、4か月やったけどまったくよくなっていなかった。
でもそれはリコード法が効果がないということではないとさくらもわかっている。
それはいわば、何の病気か分からないのに適当な薬を飲んでいるだけだからだ。

スタートアップサプリを飲んで、糖質制限をして、絶食するだけだったら、ただのリコード法的健康法ではないだろうか。そもそも、リコード法はその人それぞれに合わせて個別プログラムとして行うものだったはずである。
健康法が役に立つのは、まだ病気になっていない人であって、やはり病気になってしまったひとは、きちんと治療すべきであると思う。
つまり、リコード法の検査をしっかりしたうえで足りない部分を最適化するというプロセスがないとリコード法といえないのではないのだろうか。
 
さらに、医者のサポートを受けれない状態で、やる人の判断で行っているということも問題といえる。リコード法は、いわば複雑なピースを組み合わせていくような一面もある。それには、素人判断でやるのはなかなか難しく、万人ができるものではないと思う。
また認知症になっている人は、高齢者であることも多く、ほかにもいろいろな病気を持っていることも多い。そんな状態で、一律に同じやり方で成功するはずがない。リコード法をそもそもやるべきでないひともいるはずである。そんななかで、リコード法をはじめるのは、おそらくあまりいい結果が出ないのではないか。

 

これらはしかし、リコード法をしようとしているものだけの責任でもないと思う。まだリコード法を行える土壌がないのに、やりかただけを紹介されている状態だからである。
こうかくと、さくらがスタートアップサプリに否定的に思われるかもしれないが、そうではない。ある一面で、スタートアップサプリは大きな効果があったと思う。
そもそも、これがなかったら、まずもってリコード法を始めようとも思わなかったからである。リコード法の入り口としては、間口が大きく、さくらにとってもすごく入りやすかった。
ただ、リコード法の本が発売されてはや半年。状況はそれほど変わっていないように思える。どこにいったらリコード法の検査を受けることができるかの情報はほとんどない。
それでも、さくらがリコード法を始めたようなやりかたではもう駄目だと思う。
今一番大事なのは、サプリメントにどのような効果があるということを知ることではなく、どこにいったらリコード法をはじめるための適切な診断が受けれるかという情報だと思う。そして、そのための土壌を一刻も早く充実させることであると思う。
でないと、貴重な時間が失われるだけではないかと、それを一番危惧している。