おばちゃんと二人三脚

おばちゃんと二人三脚

おばちゃんとさくらが一緒に遊んだり運動したり勉強したりしてきた記録です~アルツハイマーの新しい治療法「リコード法」を始めました~

「認知症」で検索してみたら

認知症に家族がなったらどうしますか。今でしたら、どんな病気なのか知りたくて、ネットで検索する人が多いのではないでしょうか。
認知症」で検索してみたら、最初に出てくるサイトは、「認知症について知っておきたい基礎知識 - 相談e-65.net」というものでした。
ここに、認知症はどんな病気であるかの説明があります。認知症は治るタイプもあるから、早期に受診しろと書いてあります。治るタイプとして、「正常圧水頭症」「慢性硬膜下血腫」「脳腫瘍、甲状腺機能低下症、栄養障害、薬物やアルコールに関連するものなど」が挙げられていますね。はっきりかいていませんが、これ以外は治りませんよということみたいです。
えっ、早期発見しても治療法がないの?って思って探してみると、「認知症の治療について」というリンクがみられます。ここにようやく「現在、アルツハイマー認知症を元の状態に戻す治療法はありません。」とはっきり書いてありました。そして、病院で受けれる治療は、「アルツハイマー認知症の治療はご本人が快適に暮らせるよう、またご家族や介護者の負担を軽くすることが治療の目的となります。」ということだそうです。医者に治してくれと泣きついてもどうしようもないことがここから分かります。


せっかく早く気付いてもどうすることもできないのでしょうか。
最近、軽度認知障害(MCI)とよばれているものがあります。簡単に言うと、認知症の一歩手前ということ。
それじゃここで見つかれば、認知症にならなくて済むんだ。そう思って、「アルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)って治せるの?」ってページをみてみます。
そこには、軽度認知症は「早期発見と早期対策で発症を遅らせる可能性がある」と書いてあります。そしてそのためには、運動して、バランスよく食事をとって、頭を使えとのこと。‭最後に、悲観的になるなって書いてました。認知症にならない可能性だけあるっていわれて、あとはがんばってねっていわれればだれだって悲観的になるだろうとさくらは思うのですが。

 

このように探すと絶望的な記事に事欠きません。「アルツハイマー病によるMCIとアルツハイマー認知症の違い」については、「アルツハイマー病によるMCIの治療・改善方法については、運動や食事、脳トレーニング、薬物療法など、さまざまな研究がなされており、改善は見込まれない可能性は高いですが、なかには改善が見られたというケースもあります。」とあります。それに続くタイトルが、「アルツハイマー病によるMCIは早期発見が重要」とあっては、もう訳が分かりません。
ようは、せっかく認知症になる前に見つけても、認知症になるかは運任せで、5年のうちにその半数は認知症を発症していくことになります。

 

とにかく、検索で最初に出てくるサイトが読めば読むほど頭が混乱してくるものなのです。
こうして認知症を調べれば調べるほど、絶望に陥っていく。そのような土壌がすでにできあがっています。
ここに、「軽度認知障害、初期の認知症であれば改善する可能性が高い」という記述が入るだけで、どれだけ希望を与えられるだろうか。この一文を入れるだけで、日本の認知症治療をとりまく環境は大きく変わっていくのではとさくらは思っています。
そして、リコード法には軽度認知障害を改善させた実績があります。

 

もっとも、エーザイが新薬を開発するまでは、このサイトにこの一文がはいることはないでしょうけれども。