なんとなく下降ぎみ (2016年)
この年は、運動機能の低下がめだつようになってきました。
長い距離が歩けなくなり、ときにはそとの散歩をためらわれるほど調子が悪いときもあり、波が大きくなってきました。
バランス能力にも低下がみられ、棒をまたいだりする運動も気がつけばできなくなっていました。でもやっぱりすこしでもつづけてもらいたくて、棒から長く切った段ボール用紙に変えたのもこのころです。
とにかく必要以上に怖がるのはなんでだろうと、アルツハイマーは精神面でも影響を与えているのでしょうか。
日記を書いてくれるのも、この年が最後になってしまいました。
ちょっとずつできなくなる。ふとそれに気づかされる。泣きたくなるほど切ないです。