アルツハイマーの3タイプ
リコード法では、アルツハイマーを3つのタイプに分類しています。
アルツハイマーになると、脳にアミロイドっていうたんぱく質がたまって脳神経が死んでしまうらしい。
アミロイドというたんぱく質は、いままで悪者だって考えられていたんだけど、じつは脳を守るためにあるのではないんだろうか
この考え方がリコード法のもとになっているそうだ。
人間が人間である一番大切な部分、脳みそ。
私たちの体はそれを守るために必死になるよう太古の昔から遺伝子に組み込まれているみたい。
もしも、からだのどこかに炎症がおきてしまったら
あるいは、脳に必要な栄養やホルモンがたりなくなったってしまったら
もしくは、有害な物質が体に入ってそれが脳に悪さをしようとしていたら
体がいち早くその危険に反応して、脳を守るシステムが働くのだ。
そこで、リコード法では、炎症によるものを1型、栄養などの不足によるものを2型、有害物質によるものを3型、と分類しています。
出発点は、おばちゃんははたして何型にあたるのかということなんだけど・・・
気をつけないといけないのは、3型の場合、アミロイドは有害物質の攻撃から脳を守る役割があるので、アミロイドをとりのぞくことは逆に認知症を悪化する危険性があるらしい。アルハカさんも、まずは3型でないかどうかをみわけることが大切だと力説されていました。
水銀に侵されているのかカビにおかされているのか正確なところは検査してみないと分からない(これが今の日本ではむずかしいのだけど)。
ここからは推測なんだけど、おばちゃんの場合は・・・
①発症が77歳と比較的高齢であった
②腸の再出血により目がひらかなくなったり、ろれつが回らなくなったりした
③記憶障害が目立つが、その他は比較的保たれていた
④服を着たり道具を使うなどの動作はまだできてる
⑤魚ばっかり食べていたとかは聞いたことがない
⑥食事にあまり気を配っている様子もなかった (できあいが多かった気がする)
⑦血液検査から
アルブミン やや低め (低いと低栄養の可能性があるらしい)
ALP 少し高い(肝臓などに異常?)
AST/ALT やや低め (肝臓がなんかひっかかるなあ)
血糖 やや高め (食事の影響かなあ)
赤血球数 やや低め(酸素足りてる?)
おそらく脳血管性認知症を伴う1.5型(1型と2型の中間)のアルツハイマーだ。
とりあえずは、これにしぼってリコード法をやっていこう (もう決め打ち)
いずれは有害物質に関する検査も必要になるかもしれないけど。