計算をやってみた
リコード法でめざすのは、マイルドケトーシス。いわば、軽い「飢餓状態」。
ケトン値の理想は0.5~4mmo/Lであるが、ブレデセンの最近の研究では、1.5mmo/Lで改善例が続出しているらしい。
ちなみに、このケトン値の測定は、きちんとケトンメーターでおこなうべきである。リコード法のかなめであり、ここは妥協すべきでない。
おばちゃんのケトン値は、0.1mmo/Lとまだまだ低く、もっと上げていく必要がある。
ではどうやってあげたらいいのかというと、一つは糖質制限である。もっとも、ここで気を付けなければならないのは、ただ糖質を制限するだけでなく、その代わりに良質の脂質をとるということである。ここで、オリーブオイルであるとか、アボカドがでてくるのである。
ちょっとここで計算をやってみた。
まず、おばちゃんに必要な1日のカロリー摂取量は、1465Kcal。
(↓ここで計算)
基礎代謝量、1日の適正カロリーなどの計算【日本人向き計算式使用】 | 中性脂肪、コレステロールを下げる!
おばちゃんの朝ごはんはロールパン1個84Kcalとバナナ1本86Kcalで、計170Kcal。
お茶碗1杯(100ℊ)のご飯170Kcalを昼と夜の2回で計340Kcal。
炭水化物は1gあたり4Kcalなので、ごはんと朝食分の炭水化物は、(170+340)÷4=127.5ℊとなる。
夕食は宅配を利用していて、炭水化物25g としてみる。昼は義理叔父が用意するのでわからないが、とりあえずこれも25ℊ とする。両方で50ℊ 。
よって、現在のおばちゃんの1日の摂取している炭水化物は、全部で177.5ℊということになる。
糖質制限するには、炭水化物を100gとして計算するのだが、糖質制限の初心者は120~130gからはじめるといいらしい。
おばちゃんにはとりあえず130ℊをめざしてもらうとすると、マイナス47.5ℊということになる。
ということは、ごはん1杯炭水化物42ℊあるから、それぞれお茶碗半分にするとまずまず達成できることになるか。ただ、昼何を食べるかによるんだけど。ここは残念ながらブラックボックスです。
つぎに、脂質を計算してみる。タンパク質は体重55㎏の人は55gとして計算。
炭水化物は、糖質制限初心者を想定して、130gとすると・・・
タンパク質を55g、炭水化物を130ℊだから、脂質を除いた総エネルギー量は740Kcalになる。
(ここで計算↓)※脂質以外を入力
計算してみましょう - 献立づくりの基本 栄養素とエネルギーの基本|ホシザキ株式会社
最後に、1日の必要な摂取カロリーは1465Kcalからこれを引くと725Kcal。脂質は1gあたり9Kcaⅼなので、これを9でわると、1日に必要な脂質は約80.5ℊとなる。
ということは、おばちゃんのご飯を半分にしたら、かわりに脂質を80ℊとらないといけないことになる。
疲れた・・・これ計算苦手な人、たいへんだわ。あってるかな?
80gって。アボカド1個に脂質18.7gだから、約4.3個ぶんになりますね。