今までのリハビリ これからのリハビリ
去年までの5年間のおばちゃんとのリハビリを振り返ってみると、
簡単な計算や音読が脳の血流を良くするという研究結果に基づきそれを中心とする認知課題
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有酸素運動 OR 筋トレ
それに加えて、いわゆる生活リハビリとして、日記をつけたり、料理をしたり、貼り絵をしたりといったものでした。
それ以外に、デイサービス半日週2回(なにをやってるかは不明)
この5年間、ほぼ週2回、おばちゃんとさくらで一緒にやってきました。
その結果・・・
MMSE 21点(2012年) → 12点(2018年)
最初のうちは、がんばったら少しはよくなるんじゃないかなって思っていて
しばらくして、このまま行ってくれればいいなって思ってみて
今は、もうどうしようもないのかなと思ってきてた。
ほんのささいなこと、ときおりみせる目の輝き、じぶんから窓を開けてあいさつができたときなどにわずかな慰めをもとめながら、おばちゃんとの時間を過ごすようになってました。
そんななかで出会ったのが、リコード法でした。
リコード法はかんたんにいうと36の原因因子をうめることで認知症の機能回復をめざすというもの。
ベースとなるのは、原因因子をつきとめるための検査とそれを補うサプリメントや生活習慣。
アメリカでは多くの成功例が出ているらしいが、日本ではその検査すら満足にできない現状にあるんです。
このままいっても先は見えている。自己流になるけど、思い切ってやってみよう。
さくらがするなら、なにかあってもおばちゃんは許してくれるはずだ(たぶん)
たいへんなことになっていることに、おばちゃんは知るよしもありません・・・